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Web Design & Renewal

法人向けクラウドストレージ「XServerドライブ」サービスサイトリニューアル

運用の長期化で煩雑になったコンテンツの整理とデザインの見直しを目的に実施した、法人向けクラウドストレージのサイトリニューアル案件です。ターゲットを40〜50代のIT初心者層に見直し、安心感を与える「国内運営」や「簡単操作」を前面に出した構成に刷新しました。3名体制のチームで連携し、デザインから実装まで幅広く担当しました。

XServerドライブ リニューアル後トップページ(ファーストビュー): 「簡単操作でファイル共有を効率化」のキャッチコピーと2つのCTA
担当範囲
  • ディレクション補助
  • ワイヤーフレーム作成
  • UIデザイン(PC・SP・タブレット)
  • グラフィック制作(BP資料など)
  • コーディング
制作期間
2025年4月〜9月
(約6ヶ月)
使用ツール
  • デザインAdobe XD / Photoshop
  • コーディングHTML / CSS / JavaScript(PhpStorm)
  • 管理GitHub
公開状況
公開中
(2025年9月リリース)

この案件の要点

課題

長期運用で情報が煩雑化。ターゲットを40〜50代のIT初心者層に見直す必要があり、価格改定を控えて価格訴求も使えなかった。

施策

フォーマル案とカジュアル案を比較し、「カジュアル+信頼感案」を採用。訴求を「簡単操作」「安心の国内運営」へ刷新した。

成果

2025年9月下旬にリリース。ホワイトペーパーのダウンロード数が前月の約4倍に。有料プランのお申し込み比率の増加にも貢献。

制作背景・目的

サービス開始から一定年数が経過し、コンテンツ追加に伴い情報が煩雑化していたため、サイト全体の整理とデザインのモダン化が急務でした。また、競合との差別化や将来的な価格改定を見据え、メインターゲットを「40〜50代のITリテラシーが高くない法人層」に再設定し、直感的に価値と信頼感が伝わる構成へ全面刷新することを目的にプロジェクトが始動しました。

課題

  • 従来の「ユーザー数無制限」という訴求が、主要ターゲットである小規模企業にはオーバースペック感を与えていた。
  • 将来的な価格改定(値上げ)が予定されており、「高コスパ」や価格メリットを前面に出すPRが困難であった。
  • システム基盤の実情(オープンソース利用)に対し、「国産」という表現を用いることで誤解を生むリスクが社内で懸念された。

デザイン方針

カッチリした「フォーマル案」と親しみやすい「カジュアル案」の比較検証を行い、法人としての信頼感と親しみやすさを兼ね備えた「カジュアル+信頼感案」を採用。メインカラーに鮮やかな青を使用して企業の安定感を保持しつつ、イラストや丸みを帯びたあしらいを活用して、IT初心者でも心理的ハードルを感じないトーン&マナーに仕上げました。

デザイン上の工夫

  • ファーストビューキャッチコピーを「簡単操作でファイル共有を効率化/「はじめて」のクラウド化に最適」とし、専門用語を避けた平易な表現で導入ハードルを低下。「人数を気にせずに利用可能」「安心のセキュリティリスク対策」の2点を続けて示し、端末のモックで使い方もひと目で伝わるようにしました。
  • 2つのCTA「無料で試してみる」(10日間のお試し)を主ボタン、「資料をダウンロードする」を副ボタンとして色と強さを変え、すぐ申し込む人と、まず情報を集めたい人の両方の入口を用意。同じ組み合わせをページ内の要所に繰り返し配置しました。
  • 安心感の訴求事実に基づき「国産」から「安心の国内運営」へ訴求を調整。ファーストビュー直下に導入実績と「国内シェアNo.1のエックスサーバーが運営」のバッジを置き、ISMS認証・Pマーク等の第三者認証も要所に配置して、ターゲットが安心できる権威性を可視化しました。
  • 情報の整理「XServerドライブとは」では、機能を3つのアイコン(ファイル共有・保存保護・バックアップ)で先に見せ、続く「選ばれる3つの理由」を番号と見出しで1つずつ提示。長く煩雑だった情報を、読む順番が自然に分かる構成に整えました。
  • スマートフォン表示ボタンは幅いっぱいにして押しやすくし、理由は1カラムに縦並びにしました。PCと同じ順番・同じ見出しで揃え、デバイスが変わっても迷わない構成にしています。
  • 検索経由の認知AI検索(AI Overviewsなど)からの流入を意識し、FAQ最上部に「クラウドストレージとは?」の項目を追加しました。

成果・学び

  • 2025年9月下旬にリニューアルサイトをリリース。チームで連携し、約6ヶ月のプロジェクトを完遂。
  • リニューアル前後1ヶ月の比較において、直帰率の改善などサイト全体の各種アクセス指標が上昇傾向を示した。
  • CTA設計やホワイトペーパー(PDF)の設置見直しにより、ファイルダウンロード数が前月の約4倍に増加。
  • 10月の契約データ分析において、全体のお申し込みに占める有料プランのお申し込み比率の増加に貢献した。